目標とは?
将来こうなりたい。こういう生活をしたい。理想の働き方をしたい。
なんとなく目標を持って生きている人は少なからずいると思うんだけど、果たして自分はどうなのか。
最近今後の目標について日々考えるようにしていて、一年後くらいまでにどうなっていたいかノートに書きだすようにしている。
大きなゴールを設定して、そのゴールから逆算し、間に細かなゴールを作って少しずつクリアしていくことで、小さな成功体験を得ることが出来る。
成功体験の積み重ねが、自分が今目指しているゴールへのモチベーションにも繋がる。
これが重要だということを知り、自分の経験から活かせることがある気がして、思考メモ代わりにここに書いていこうと思う。
経験から活かせること
今は辞めてしまったんだけど元々美容師をしていて、お客様を担当するスタイリストだった。
色々な練習や経験を積んだおかげで、スタイリストになるという目標を達成することが出来た。
美容師じゃない今、目標を設定した時にどうしたらいいか分からないと悩むことがあったんだけど、ふと自分の経験を振り返った時に美容師時代のカリキュラムを思い出した。
「目標達成の手順って、スタイリストになるまでのカリキュラムと同じ考え方だな」と。
アシスタントがスタイリストになるまで、様々な項目(課題)がある。
シャンプーができるようになるには、毎日シャンプーの練習をするし、一つのカットスタイルを切れるようになるには、毎日その切り方を練習する。
失敗すれば落ち込むけれど、そこから改善点を見つけ出しクリアできるようにまた繰り返し取り組む。
一つずつ練習し、項目をクリアしていくことで達成できたことに喜びを感じ、自分にできることが増えまた次の項目に進む。
スタイリストというゴールでもありスタートラインに立つような目標に向かって、必要な技術を身に着けていく過程は自分が作った目標に対して細かなゴールを達成することと同じだなと、思い返していて気付いた。
一見こうして文章にしてみると、当たり前なことを言っているようにも感じるけど、自分が迷っていた時にこの考えに気付けたときは、頭の靄が少し晴れた感覚だった。
これといった形はない
美容師時代のカリキュラムの項目としては
- シャンプー
- カラー
- 縮毛矯正
- パーマ
- ヘアアレンジ
- カット
といった項目があって、厳密にいえばもっと細かくて、各項目ごとに人をモデルとして実際に技術を行ったりする。
美容師時代には項目があってクリアしていく目標の形があったけど、自分の目標っていうことに関しては、初めから形なんてものは存在しない。
だから何をしたらいいか分からなくて、難しく感じたり考えたりする。
何か達成したい目標があるのだとしたら、その目標に近づくためには何が必要か、どう細分化していくか。
自分で形を作っていく必要がある気がしている。
今は、美容師時代のカリキュラムを参考にして、各項目に自分の細かなゴールを設定して達成していく考え方に至った。
もし迷ったときには
僕の場合は、美容師という過去の経験から目標達成までの手順を参考にできた。
だけどそれは僕だけじゃなく、誰しも過去に何かしらの目標に対して、達成するための手順を考えたことがあると思うんだ。過去を振り返って、どんなに小さなことでも参考にできることがあるはず。
細かなゴールを達成するごとに再度見直してみるのもいいかもしれない。
自分が設定した目標の道中にある細分化したゴールは、進むべき道に設定されているのか。
ゴールや課題を一つずつ見直すことで、改善しなければいけないところに気付くこともできる。
改善を繰り返すことで、より着実に一歩でも半歩でも近づくことが出来る。
達成したい目標ができたとき、活用できる手段として考えておきたい。