朝活して気づいた、自分にとっての“ちょうどいい”

    「朝活すると人生変わる」ってほんと?

    「朝活で人生は変わる」

    そんな言葉、何度か耳にしたことがある。

    早起きして、誰よりも早く活動を始める。

    朝の静けさの中でランニングしたり、カフェでノート開いたりするあのイメージ。

    どこか憧れもあったけど、正直「それって特別な人の話でしょ?」と思ってた。

    だけどあるとき、ふと「自分の生活に取り入れたら、何が起きるんだろう?」という好奇心が湧いた。

    夜型生活に慣れていた僕が、はじめて朝の時間に自分を連れていったときの体験談。

    朝の時間、思ってたより使える

    朝に自分のための時間を持つと、びっくりするくらいスムーズに動ける。

    一日の中で頭がスッキリしていて、作業効率が高まる時間帯。集中できるし、何より「まだ誰も動き出してない時間に、自分はもう始めてる」っていう感覚がちょっと気持ちいい。

    1〜2時間早く起きるだけで、一日の時間がぐっと長く感じられる。

    「やりたかったのに時間がなかったこと」って、実は朝に回すとサクッとできたりする。

    誰からも連絡こないの、意外と快適

    早朝って、誰からも連絡がこない。

    「朝って、こんなに静かなんだ」って驚いた。

    窓の外はまだ少し暗くて、車の音もしない。

    通知も鳴らないし、LINEも来ない。

    “外の世界が止まってる”ような感覚のなかで、誰にも邪魔されずに自分のことに集中できる時間って、思ってた以上に貴重だなと感じた。

    夜って誘いや通知が多くて意識が散ることも多いけど、朝はそういうのが一切ない。

    しかも外も静かだから、なんとなく心まで落ち着いてくる。

    でも、正直キツい。身体がついてこな

    とはいえ、そんな理想的な話ばかりじゃない。

    むしろ、最初の1週間はかなりしんどかった。

    もともと7時間寝ていたところを、5〜5.5時間に短縮。

    夜はなかなか眠れないのに、無理に起きて朝活をする。

    最初のうちは睡眠時間が足りなくて、昼間に眠くなったり、イライラしたり…。日中の倦怠感がひどくなっていった。

    集中できるはずの朝が、ただの“頭が回らない時間”に変わっていった。

    カフェインに頼ってみたり、昼寝でリカバリーしようとしたりしたけど、結局リズムは崩れていくばかり。

    車や自転車通勤の人は、本当に気をつけた方がいい。

    眠気って、想像以上に危ない。

    朝活より“夜の過ごし方”の見直しがカギ

    やってみてわかったのは、朝活を成功させるカギは「起きる時間」じゃなくて「寝る準備」だったってこと。

    それにはまず、夜の時間の使い方を見直すのが大事だった。

    スマホを早めに置く。

    食後にダラダラしない。

    なんとなくYouTubeを見るのをやめて、寝る前にゆるい読書で終わらせる。

    意識していなかったけど、けっこう無駄にしてる時間があったと実感。

    それを削って、早めに寝る。

    “小さな夜の整理”が積み重なって、朝に余白が生まれる。

    この逆をやってるうちは、いくら早起きしても続かない。

    続けてみて分かったこと

    集中できるのは間違いなく朝。

    けど僕の場合、睡眠を削ってまで続けたせいで体調を崩しました。

    7時間寝ていたのを、5〜5.5時間に減らして2週間続けた結果、疲れがたまって免疫が落ち、倦怠感や頭痛が続くように。

    さすがにこれはマズいと思って、朝活は一旦ストップ。

    「無理に早起き」しなくても、工夫で時間は作れる

    結局のところ、「朝活が向いてるかどうか」は人によると思う。

    僕は、朝活をやめた。

    でもそれは“失敗した”ってことじゃない。

    むしろ、「自分にはこの方法が合わなかったんだ」って理解できたことが収穫だった。

    体質とか生活スタイルによって違うし、無理して続けてもいい結果にはつながらない。

    今は、夜の過ごし方を見直して、日々のスキマ時間を活用するようにしている。

    20分でも30分でも、「この時間、自分のことに使えたな」って思える瞬間を意識的に作るようになった。

    これだけでもかなり変わる。

    朝活だけが正解じゃない。

    “自分の時間”は、やり方次第でちゃんと見つかる。

    大事なのは、「どう過ごしたら自分が気持ちよくいられるか」だと思う。

    まとめ:朝活で気づけた、自分のペース

    ・朝は集中できる。だけど体に無理させてまでやると逆効果。

    ・夜の時間の見直しこそ、朝活のスタート地点。

    ・やってみてダメだったら、やめていい。

    ・大事なのは、自分に合った「整い方」を見つけること。

    ・“朝活”じゃなくても、工夫次第で時間は作れる

    こんな人には、朝活おすすめかも

    • もともと朝が強い人
    • 夜にダラダラしがちで後悔することが多い人
    • 一人の静かな時間が好きな人
    • 忙しい日々のなかで、自分と向き合う時間が欲しい人
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