
時間の使い方・作り方を考える
一日は24時間。
誰にとっても平等に与えられているはずの時間だけど、「あれ、もうこんな時間?」と気づけば1日が終わっていることも多い。
・なんとなくスマホを見ていたら1時間経っていた
・やりたいことがあるのに「時間がない」が口ぐせになっている
・もっと将来のことを考える時間がほしい
こんなふうに、時間の使い方にモヤモヤを感じることはないだろうか。
僕自身、以前は時間に追われている感覚が強く、「何かを変えないと」と思い立ったのがきっかけで、日々の時間の使い方を見直すようになった。
この記事では、僕なりに実践してきた「時間の使い方」「時間を生み出すための工夫」についてまとめていく。どれも難しいことではないので、自分の生活に合いそうなものがあれば、ぜひ取り入れてみてほしい。
やってよかったこと
タイムスケジュールを可視化する

まず最初にやったのが、「自分が一日に何をしているか」を書き出すこと。
ノートでもスマホのメモでもOK。何時に起きて、いつ仕事をして、どこでダラダラしてるか…。細かく書くと、無駄な時間が意外と多いことに気づける。
時間の「見える化」をすると、習慣の立て直しや、新しいことを始める余白が見えてくる。無理に詰め込むのではなく、まずは“余白”の棚卸しから始めるのがおすすめ。
出勤時は“耳でインプット”

通勤中は「ながら学習」が定番。両手が空いていて、目も使えない場面では、耳を活用するのが一番効率が良い。
YouTubeやVoicyで、専門的な話や日常に活かせる考え方をインプット。特にYouTube Premiumを使えば広告なしで再生できるので、ストレスも少ない。
学ぶのに「まとまった時間」はいらない。すき間時間を積み重ねていけば、自然と知識の引き出しが増えていく。
帰り道は“メモでアウトプット”

帰り道には、頭に浮かんだことを紙に書き出す習慣を取り入れている。
インプットした内容を自分なりにまとめてみたり、ふと思いついたことを書き残したり。スマホだとついSNSを開いてしまうから、あえてアナログな紙とペンを選んでいる。
普段あまりしない「文字を書く」という作業だけど、書き始めると色々なことを書きたくなったり、漢字を思い出したりしながら書くので、脳にもいい刺激になるし意外と楽しい。
思考を言語化して紙に落とすことで、頭の中が整理される。記録というより、「脳の掃除」みたいなものかもしれない。
私服をパターン化して“選ぶ時間”をカット

私服のコーディネート、意外と時間を食う。
スーツの人でも私服の人でも、組み合わせを考えるのって結構大変だったりする。
朝の大切な時間に脳のリソースを割いてしまうのは、非常にもったいない。
だから、自分の中で「これを着ればOK」というパターンを3つほど作ってローテーションを組む。朝の決断力は、なるべく温存しておきたい。
シンプルな服装でも、自分らしい軸さえあれば十分。それに迷いが減ることで、朝の準備にかける時間も、気持ちの余裕もぐっと変わる。
やらなくなったこと
コンビニへの寄り道

帰り道にコンビニへふらっと立ち寄る。特に目的があるわけじゃないけど、何か新しい商品がないかチェックしてしまう…。そんなルーティンを手放した。
買い物は「必要なときだけ」に決めると、自然と時間もお金も浮く。衝動的な消費ほど、あとから後悔しやすい。
SNSをなんとなく開く

SNSの“なんとなくチェック”は、思っている以上に時間泥棒。
5分のつもりが、気づけば30分。しかも、あとに何も残らない。
今はスマホのスクリーンタイム機能を使って、SNSを見る時間をあらかじめ制限。スマホに使われるんじゃなく、自分のペースで使う意識を大事にしている。
“今からの5分”をどう使うか

「時間がない」のではなく、「時間をどう使っているか」が問題だった。
完璧に管理しようとしなくてもいい。でも、ほんの少しの意識と習慣の積み重ねが、自分の時間をつくってくれる。
大切なのは、未来の自分にとってプラスになる時間の使い方を選ぶこと。
一度過ぎた時間は戻らないけど、“これからの5分”は、いつでも自分で選べる。